普段面接担当をされている方も、なかなか他社の面接風景を見る機会は少ないと思います。今回は面接担当者が面接時に意識している点をいくつかご紹介させていただきます。
面接のはじめに面接官もしっかり自己紹介をする
応募者に自己紹介をしてもらった後に、面接官ご自身も簡単に自己紹介をしている方もいらっしゃるようです。応募者の方も面接官がどのような人かわかった方が話しやすいという考えからですね。
アイフブレイクの推奨
いきなり面接の本題に入らず、趣味やテレビの話題など、話しやすい共通の話題から入るようにして、緊張をほぐすように努めている方も。応募者の素に近い部分を知ることで採用におけるミスマッチを減らすことが出来るなど、双方にとってのメリットになります。ただ、話題によっては基本的人権の侵害や、就職差別につながる事項もありますので注意が必要です。
自社アピールの場にする
面接の前半では人材の見極めを行い、採用したい人材であれは、後半は入社した場合のメリットを紹介するなど、入社の動機付けを行なっているようです。また入社にあたっての不安な点なども解消できるように努めているとのことです。
勤務条件や給与について包み隠さず
勤務条件や給与については、応募者からなかなか聞きにくい場合もあります。詳しい説明のないままいざ入社となってから、条件が違ったなど、お互いに思い違いをしていたということがあり得ます。採用したい人材には特に、ミスマッチ防止の為、詳しい勤務条件や待遇についてお話しているようです。
いかがでしょうか。みなさまの面接時のお役に立てば幸いです。
面接の際に何気なく聞いてしまうことの中にも、基本的人権の侵害や就職差別に繋がってしまうことがあるのはご存知でしょうか。採用選考で把握すべきでない事項として以下のような項目が挙げられます。
- 本籍に関する質問
- 住居とその環境に関する質問
- 家族に関する質問
- 資産に関する質問
- 思想・信条、宗教、支持政党に関する質問
- 男女雇用機会均等法に抵触する質問
面接時に緊張をほぐすつもりで住居地域について聞いたりしてしまったりすることがあるかもしれませんが、採用選考は募集職種の職務を遂行するにあたっての、必要となる適性や能力があるかという点のみを基準に判定されなければなりません。応募者の適性や能力以外の部分にフォーカスした質問をすることは、就職差別につながるため禁止されています。
尊敬する人物などは、うっかりすると作文のテーマにしてしまいそうですが、これも思想の自由など憲法で保障された個人の自由権に属する事柄であり、採用選考時に知ろうとすることは適切ではありません。
面接官は会社の顔として面接の場に出ていることになります。知らず知らずのうちに法を犯すことのないよう、禁止事項について確認しておくことが大切ですね。
世間ではwithコロナの認識が浸透しつつも、コロナウイルス感染拡大の第2波として感染者数が増加傾向にあると言われております。
コロナウイルスの感染拡大により、一気にオンライン会議やリモートワークの普及が加速しました。例に漏れず弊社でもオンライン会議の機会が増え、オンラインでの登録面談も行なっております。
場所を選ばず行えるオンライン面談はとても便利な反面、オンライン面談のみでは雰囲気を掴みづらいため不安に感じていらっしゃる方もみえます。特に未経験分野のお仕事へ挑戦される方にも、不安や心配な点を解消してからお仕事のご紹介をさせていただきたいと考えております。その為、弊社ではオンライン面談と平行して実際にお会いしての面談も引き続き行なっております。
また、コロナウイルス感染が終息するまでは、就業を見合わせたいとお考えの方もいらっしゃると思います。弊社ではオンライン面談で簡単に登録だけしたいというご要望も歓迎しております!ご登録いただいていれば、働ける状況になった時にすぐにご紹介が可能です。お気軽にお問い合わせください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております!